アートブログ

争いとゴミ箱とシャボン玉と。

花ちゃんがシャボン玉マシーンをいじっている写真

こんにちは。Makershipの高野です。コウノと読みます。

 

前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいましたが、ぼくらは元気にやっています。暑いのか寒いのかよくわからない時期ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日はアーティスト小林花さんのシャボン玉マシーンについて少しご紹介できればと思います。

 

突然ですが、みなさんはこの争いの絶えない地球に生まれました。今日も皆さんの周りでは仲の良かった友達がマルチにはまり、LINEの既読無視からカップルは別れ、店員は理不尽な客の対応に追われています。

 

実際に武器を用いた紛争も1万年前から今日に至るまで絶えたことはことはありません。

 

 

 

2016年のある日、大きなポリバケツをもって繁華街を行く1人の少女がいました。

 

彼女が、小林花さん。

 

花さんは世界から争いを無くすため、空気清浄機を作りました。といっても、この”空気”というのは、人と人とのつながりで生まれる空気感、すなわち雰囲気です。

 

争いが生まれようとするとき雰囲気が悪くなってきます。その雰囲気を清浄して、争いを無くそうというのが花さんのおもわく。

 

さてさて、一体どのように雰囲気を清浄していくのでしょうか。

 

 

 

なんと、ゴミ箱からシャボン玉が出て来ます!

 

 

シャボン玉といえば、だれもが幼い頃1度は遊んだことがあるもの。表面は虹色で、綺麗な球体。すぐ割れてしまうけど、大きなものができると嬉しくてはしゃいじゃいましたよね。

 

そんなシャボン玉が、町中のどこにでもあるようなゴミ箱から、突然でてきます。周りにいる人は「なんだなんだ」と寄ってきて、いつの間にかシャボン玉の美しさに見とれてしまうことでしょう。

 

これなら、怒っている人も何に怒っていたか忘れてしまいますね。

 

このシャボン玉が出るゴミ箱、「Homie」という名前がついています。ホーミーと読むそうで、英語で親しい友達を意味する言葉だそう。

 

何気ない日常の中に、こうやって笑顔が生まれるきっかけを増やせれば、本当に争いはなくせるかもしれませんね。

 

 

 

以上、小林花さんのアート作品、「空気清浄機Homie!」の紹介でした!

 

 

 

 

 

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