3Dプリント電気時計組み立て説明書
このページはMakership製3Dプリント電気時計組み立てキットをお買い上げ頂いた方向けの説明ページです。
1.前側ユニットを組み立てる
前枠を前梁に取り付けます。前枠に上下はありません。
ドライバーの反対側などを使って、突起部分をしっかりと押し込んでください。
ツツ車を文字盤の裏から差し込みます。ツツ車には時針が反対側に取り付けられます。
スムーズに回るか確認しましょう。
日ノ裏車を図のように取り付けます。3本あるステンレスシャフトのうち、一番短いものを使います。
日ノ裏車押さえを取り付けます。日ノ裏車とツツ車が軽やかに回るか確認してみましょう。
上梁をねじで図のように取り付けます。斜めにドライバーを差し込みます。少し回しづらいので、ねじを1度上梁無しで締めて穴にねじを切っておくとねじ留めしやすくなります。
以上で前側ユニットの完成です。
※前枠や日ノ裏車押さえが外れやすい場合は、ボンドで留めてしまいましょう(完全な分解ができなくなります)。
3.歯車の組み立て
二番車を二番車前板と二番車後板で挟み込みます。四角い切り込みがそれぞれ4か所ずつあるので、すべてはめ込んでいきます。
2番目に長いシャフトを差し、二番車の完成です。
前板と後板が外れやすい場合は接着剤で接着してください。
同様の手順で三番車も組み立てます。はめ込みづらい場合は図のようにドライバーの反対側などで押し込みましょう。
三番車には一番長いシャフトを差し込みます。
図のように押し込むことで、適切な位置までシャフトを三番車に押し込むことができます。
※三番車とシャフトのはめ合いは、きつくしてください。三番車のシャフトは分針の動きになるためです。一方二番車と軸はスカスカで大丈夫です。時刻合わせの時歯車の位置をずらして、かみ合いを開放し三番車を自由回転させるためです。
図のように二番車も取り付けましょう。
モーターの出力軸に一番車も取り付けます。
これで歯車関係の組み立ては完了です。
この時点で横からみるとこんな感じです。
4.全体の組み立て
図のように前側ユニットと後側ユニットを組み合わせていきます。コツは、まず上梁を三番車の後ろ側にはめ込み、その後三番車軸をツツ車軸穴に、その後二番車軸を軸穴に、最後に一番車を軸穴に差し込む順番で差し込んでいくとうまく組み合わさると思います。
全体がばらけないように注意しながら、後梁と上梁をねじ留めします。
図のように前梁と下梁をねじ留めします。
次にこの小さな二番車押さえを取り付けます。
ちょっと難しいかもしれませんが、二番車軸にはめ込んでいきます。
ペンチを使うと楽かもしれません。
この部品は時刻合わせの時取り外すので、接着しないでください。
図のような感じでぴったりとはめ込めたら大丈夫です。
これで動力部の完成です。